「ふっ、、、んんんっ、、、あっ、……くっ、、、くく、くくくく、、、んっ」
ゆらゆらと上体を揺らめかしながら、男が哂う。
小さな灯りでさえ反射させる、豪奢な金の髪を躍らせ、
赤い舌で、唇をちろちろ嘗め回しながら。それでも、深く抉られ、自分のイイ所にあたると、嬌声を惜しげもなくあげて、白い喉をそらせる。
足りないと言わんばかりに、肩に深く爪をたて、挑むようにゆがんだ蒼い瞳が暗く光る。「……ぁぅっ、ああああ!!」
仕方ない。本当ならため息をつきたいのだが、そんな事をすれば、この唯我独尊な主はへそを曲げてしまう。
ゆえに、その華奢ではない、細い腰を掴み、上下に揺さぶりをかける。
知り尽くした体躯だ。ふるふると震えながらも立ちあがり、存在を強調するソレの根元を押さえながら、上下にさすると、
包み込んでいるところが更に強く締め付けてくる。ひくひくと蠢き、ぐすぐすに溶けてしまっているのが気持ちよい。
すると、今度はソレが気に食わなかったようだ。「----------っ!!」
ぐい、と髪が引かれたと思ったら、あらわになった首筋に歯をたてられた。
当然、そこに手加減なんて言葉はない。
ぎちっ、と音がしたかと思うと、刺すような痛みがおこり、それは鈍く疼く痛みへとうつる。
くくくく、と低い笑い声が聞こえ、ねとり、と傷口に舌が這う。
滴る血を指先でなぞり、赤く、、、紅くそまった指先を灯りに照らし、ふわりと、、、、、、哂う。
「俺の、、、、闇持つ俺の賢者。まだまだ-----夜ははじまったばかりだぞ?」
そういって、くすくすと笑う。
血のついた指先で唇に触れ、頬に滑らせる。その姿はあまりにも淫靡で艶やかだ。
明らかに挑発している姿に、今度は我慢せず、深いため息をついた。
相手がむっとした顔をしたが、何か言う前に、さっさと体を入れ替え、下に巻き込んだ。「あっ、、ああっ、ああっっ!!」
あまり余裕を持たせると、ろくな事をしないので、両腕を寝台に押し付けて、弱点ぱかりを抉るように貫く。
がつがつと動かしてしまえば、おおきく口を開いて、あえぎとともに涎をこぼして、首を振っている。
ぽたり、と彼の頬に落ちた血が、自分の首筋から流れたものだと気づいたのは、
彼が閉じていた瞳を開けて、首筋を見つめたから。
これは終るまでとめることは出来ないだろうな、と思っていると、彼の白い指が首筋をなぞった。そして、----------ふわりと笑う。
無邪気な笑みで。深遠の更に奥の広がる闇の色を瞳に浮かべ--------------
そのくせ、赤い、、、、紅い、、、、、、紅蓮の狂気の炎を揺らめかせて。
結局、この男に身も心も奪われているのだと気づかせられる。
この好戦的で、暴君で、、、、光り輝く美貌と全く反する、、、、邪悪までの性格の悪さ。「な、にをっ、わらって……っ」
思わず、くすりと笑ってしまうと、傷口を爪で抉られてしまった。
ぷん、と鉄の匂いが鼻をくすぐる。
傷を抉った指先をとり、ゆっくりと唇を落とす。「いえ---------貴方を愛している、と思って」
すると、男は顔に似合わず、きょとんとした、、、幼い表情を見せた。
そうして、唇の端だけ歪めて、笑みを作った。「そんな事、知っている」
「そうですか」答えて、腰の律動を再開する。
もう、言葉は要らず、後は高みに上っていくのみだから。
その狂気の瞳にとらわれているのだ。
もう、逃れられないぐらいに。海を越えても。
大陸を渡っても。
-----------異世界にたどり着いても。
いつまでも、あの瞳に---------------
狂気に揺らめく瞳に、、、、そのくせ、どこまでも気高く澄み切った蒼の瞳に
そして、貴方に。
いつまでも、捕らわれている。
FIN
カイチャッタヨ!(カクンンカクン
はい、あずまの中の二人はコンナ感じーvvv
鬼畜受け!鬼畜受け!(はあはあ
マ王始まりから賢者眞王だったのですが、外伝最新刊で、ばっちあずまの範囲内に入り込んできましたっっ
どどどど、どうでしょう?(どきどき
でも、やぱーりマイナー?(ぁ
ちなみにこの下にちっさなおまけがあります。
この雰囲気のままを希望されるなら、見ないほうがいいです。
たいしたことないです。ただのギャグです
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080716 あずま
「どうでもいいですが、何故、貴方は下なんですか? 上に乗るのが好きだし、主導権は握っとかないと気に食わないのに」
「なんだ突然?」
「いえ、世の中は眞王賢者が多い中、どうしてココは賢者眞王なのかと。。。
何故、こんな襲うに値しないような鬼畜を私が押し倒さなければならないのかと」「最後が本音だろ、お前。それ以前に襲っているのは俺だ」
「だから、余計に疑問なんです。いっその事、私を押し倒して好き放題したほうが王道でサイトも多いのに」
「誰の本音だ、それは。まあ。。。。それも楽しそうだが」
「だが?」
「俺は気持ちイイ事は好きだ。好き勝手にするために主導権も譲れない」
「………」
「だけど、最後は動いてもらったほうが楽でいいからな。楽して気持ち良くなるのが好きだ」
「あーあーあー」
終わりっ
ある意味、あずまの言い訳カ?!
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