「へ?」

「だーかーらーっ、ホワイトデーのお返しは三倍返しなの、三倍。ヨザック、楽しみにしているよ♪」

なーんて、嬉しそうに笑う猊下のお顔は、それはそれはとっても愉しそうで。
相変わらず、意地悪なネタを思いついたときの笑顔は、下半身直撃なモノだ。
所謂、小悪魔な微笑を全開にしてのたまった猊下は、言うだけ言って、鼻歌をさえずりながら、廊下をスキップで進んでいく。

ぽつん、と置いていかれた俺は俺で、頭をぽりぽりかいたりしてみて、ふむ、と呟いた。

「じゃぁ、閣下にオネガイしに行かないとねーv」

俺は猊下と同じスキップを踏み、直属の上司の部屋に向かった。

 

 

そして、、、、、

 

 

「なっ、何するんだよ!」
「うーん? 三倍がえしなんデショ、猊下v」
「馬鹿馬鹿馬鹿! こんな三倍返しを期待したんじゃないよっ!」
「だって、あの日、あまーいちょこれーとを頂きましたが、その後、それよりも甘い猊下も頂きましたからv」
「僕は僕をあげたつもりはないっ!あれは勝手にヤっていったんじゃないかっ それに僕はチョコの3倍返しがいい!!」
「はっはっはっ。あの日、あまりにも美味しい猊下を頂きましたからね。あの日の三倍返すためにグリエ、明日のおやすみを頂いてきましたわんv」
「げっ、嘘っ?! って、駄目だって!!」
「大丈夫ですよ、猊下v あまーくとろとろにしてあげますし、、、とろとろのモノを飲ませてあげますからv」
「いらないいらないいらないっ!! いや………んんんっ」

 

 

後日-----

猊下は三日、姿を現さず、自分の世界に戻ったと思われていたという………

 

FIN


バレンタインはなかったですが、、、ホワイトデーな二人v
コンセプトは3倍返し♪
シモで落ちているのは気にしない☆

いつも、拍手、ありがとうございます!!

あずま

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